2025/07/15
被爆80年の節目に、広島から平和への祈りを音楽に込めて
2025年7月30日(水)、WAKOゲバントホールにてコンサートを開催いたします。
被爆から80年という節目の年に、広島の地で音楽を通じて平和への祈りをお届けできることに、深い意味を感じています。
この度は、NHK交響楽団の信頼する音楽家たちとともに、心を込めて演奏いたします。
出演者
ピアノ:松元あや
広島県出身。4歳よりピアノを始め、幼少より国内各地で演奏活動を行う。2004年~2011年渡仏、エコールノルマル音楽院高等演奏家課程ディプロムをバスカル・ドヴァイヨン氏に師事、パリ国立地方音楽院最高演奏課程在学中、パリ市内でのコンサートに数多く出演。その後も、数々の音楽祭や国内でのソリストリサイタル、オーケストラとバンドのための協奏曲 (ニレシュ) の初演を成功させ、より深く「とても特別な音楽家、響き魔力を持つ」と絶賛される。これまでに堺内由貴恵、田崎悦子、角野裕、岡原慎也、ジャン=マリー・コテ、ロマン・デシャルム、ガブリエル・リプキン=リザノーフの各氏に師事。2007年マルシャル・ソラル国際ピアノコンクールファイナリスト。世界平和祈念コンサートinヒロシマ実行委員会ミュージックアドバイザー。2023年、地元「東広島芸術文化ホールくらら」で収録したファーストアルバムは広く好評を得ている。
ヴァイオリン:猶井悠樹
ドイツ、ボン出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学卒業。国内のコンクールに多数入賞。2007年より度々、参加している小澤征爾音楽塾では、コンサートマスターとしてサントリーホール、京都コンサートホールで出演。これまでに、東京・春・音楽祭、サイトウキネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団、アフィニス夏の音楽祭などに参加。また文化庁新進芸術家海外研修員としてライプツィヒへ留学し、研修成果発表として東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演し好評を博す。近年はトッパンホールのランチタイムコンサートやトッパンホールアンサンブルにも出演している。ソロ・コンサートや室内楽演奏会など、積極的に演奏活動に取り組んでいる。NHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者。
チェロ:藤村俊介
桐朋学園大学音楽学部卒業。チェロを安田謙一郎、アーツ・カルテットの各氏に師事。第57回日本音楽コンクールチェロ部門第2位。1989年 NHK交響楽団に入団し、長くチェロ次席奏者をつとめる。マイスター・ミュージックより5枚のソロアルバム、室内楽の録音も多く、N響のチェロ・アンサンブルとしてリリースした、オーケストラ有志のラ・クァルティーナとして10枚のアルバムをリリースしている。現在、NHK交響楽団チェロ奏者、ラ・クァルティーナのメンバーを務める他、アギリス弦楽四重奏団首席奏者、桐朋学園大学音楽学部講師、東京学芸大学客員教授として後進の指導にもあたるなど、ソロ、室内楽、オーケストラと多岐に活躍している。
プログラム
今回のプログラムは、祈りと希望をテーマに選曲いたしました。
J.S.バッハ:G線上のアリア
時を超えて愛される名曲。静謐な美しさが、平和への願いを静かに語りかけます。
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番
情熱的でありながら優美な旋律が印象的な作品。希望に満ちた音楽が会場を包みます。
ショーソン:ピアノ三重奏曲
フランス・ロマン派の傑作。繊細で詩的な響きが、心の奥深くに染み入ります。
平日昼間の特別な時間を
平日の午後という時間帯ですが、だからこそゆったりとした心で音楽に浸っていただけるのではないでしょうか。
原爆ドームを望む美しいロケーションのWAKOゲバントホールで、特別なひとときをお過ごしください。
音楽には、言葉を超えて人の心をつなぐ力があります。被爆80年という節目に、音楽を通じて平和への祈りを共に分かち合えれば幸いです。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
コンサート詳細
日時: 2025年7月30日(水)
14:00開場 / 14:30開演
会場: WAKOゲバントホール
(広島市中区基町)
入場料:
一般 4,000円(当日4,500円)
学生 2,000円(当日3,000円)
※チケット取扱:エディオンプレイガイド
※未就学児はご遠慮ください
お問い合わせ:
事務局 ☎ 080-5237-7167
✉ ongaku.okuri.mono@gmail.com
主催: 音楽の贈りもの実行委員会
曲目は変更になる場合もございます。予めご了承ください。